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「人に言わせる」という卑怯

自分で何かを言い出すのが苦手な人がいるようです。
「最近の若者は…」から始まるおじさんの説教に蚊ほどの興味もないし、基本的に常に同意できないと思っています。
しかし、「人を飲みに誘うのが苦手な若者が多い」というのはわりと同意できます。
もちろん何の問題もなくやれるタイプの人はたくさんいますし、そういう人こそが幹事タイプと言われる人なのでしょう。
ただ、そうでない人で異常に「誘い下手」な人がいます。

まあ確かに人を遊びに誘うのは何とも言えない恥ずかしさが伴うことがあります。
僕もよほど気心の知れた友人以外は気楽に「飲もう!」というメールは送れません。ちょっとメールを推敲したり、誘いをOKされた後のプランを考えてみたりします。

そんなわけで誘いの言葉を出すのに少し躊躇があるのはふつうだと思うのです。
しかし、その言葉を口にしたくないがために「相手に言わせる」のは卑怯です。

「遊びに行こうぜ!」と言わず、「あー、なんか飲みに行きたい気分だなー」とか「今日はバイトもないしこの後どうしようかなー」とか言う人は卑怯であり、この手の言葉で誘い(?)を受けると僕は乗りません。誘い方が嫌いだからです。

先日、僕も知人に、「今日はどっか遊びに行くかと思って空けといたんだけどなー、予定狂ったわー」とか言われました。
最終的には「明日から連休だからなー。今日は遊んでもいいなー」みたいなことを言い出します。
こんなにも面倒で、こんなにもうっとうしい誘いはかつてありませんでした。
なぜ「今日これから暇?遊びに行こうよ」が言えないのでしょう。その方がはるかにスマートで、効率的で、人間的なのに。


誘いを婉曲にするのが卑怯な理由①

彼らは「自分のこと」を中心に語ります。
「誘い」を具体的にしてしまえば、「相手のこと」が入ってきてしまいます。
つまり、そこにはつまらないプライドが感じられます。
「婉曲な誘い」をするとき、彼の思考回路として、
「俺はお前のことを気にしてないよ。俺は自分の生き方をしている」
が背景にあるでしょう。
それはつまり、「俺は君よりも格上であり、君のことを大きな存在としてとらえていないよ」でしょう。

彼らは、「相手を尊重している」感じを出すのが嫌なのです。
本来ならば尊重すべきである誘う対象を、なぜか自分以下の存在だと見下し、しかもそれを相手に押し付けるのです。
結局のところ、彼が持っているのは、自分を強く見せようというつまらない自尊心であり、「俺って人を誘うの苦手なんだよね」などというかわいいものではありません。


卑怯な理由②
彼らはまた、具体的な誘いを口にしないことによって、責任逃れをしています。
「飲みに行こうって言ったのはお前だろ?だから店はお前がとってくれよ」
とまで言う人はあまりいないと思いますが、これに近い心境を彼らは持っていると思います。
「自分が立てた、自分中心の企画で、責任は自分にある」状況を恐れているのです。
自分がやりたいと思ったことで、それに他者を巻き込みたいと考えているのに、その責任は取りたくない。
こんな卑怯なことがあるでしょうか。

自分のやりたいことを実行するなら、それに伴う責任が必要なはずです。
彼らは責任をだれかに肩代わりさせることのおぞましさに気づいていないのです。
結果として、いついかなるときも自分から責任を負って能動的に動くことなく、常に受動的に暮らすことになります。


あなたがもし、「婉曲な誘い」をしていたのなら、それはなぜか考えてください。
あなたの行動は、「卑怯」だったかもしれません。
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プロフィール

ken-hori

Author:ken-hori
現在慶應義塾大学3年生。理系。情報系。
ニュースから趣味のことまで、あらゆることについて考えて自分なりに結論を出します。
漫画と南国とお酒が大好きです。
今のマイブームはプロジェクトXを見ること。

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